エストニアには自分のお家以外にも郊外にサマーハウスとして夏の休暇期間だけを過ごすサマーハウスを所有する人が相当数いる。
この傾向は北欧や旧共産圏で多く見られることなんだが、不動産ブームの時はこういった物件にも1000万円を越える値札が付いていた。
それが今ではサマーハウスの値段も暴落中で、最近では何とタリン近郊の物件でも20万クローン(約160万円)から30万クローン(約240万円)で手に入るものまで市場に出ているという。
一般的にサマーハウスというと、普通の住宅と比べると内装や備品が超質素というのが一般的なので、電気ガス、水道なんてないというのが普通だと考えていい。
だから、市中の住宅価格と比べると馬鹿安というのは当然のこと。
そして一般住宅が全く売れない今、当然の如く、サマーハウスなんてまったく買い手は現れない。
多少、サマーハウスが売れることもあるが、そういった物件は設備や建物そのものが一般住宅と遜色なく、普通に住める状態のものであったりする。
超馬鹿安で売られている最近のサマーハウスは、大抵、家計が苦しい家庭が資産を切り売りし資金調達するといった目的での売却が過半数だという。
不動産大手の1Partnerの話だと、タリンから20〜30キロ圏内の良質なサマーハウスは、バブル時代、100万クローン(約800万円)したものが今では半額の50万クローン(約400万円)から70万クローン(約560万円)で手に入れることができるんだと!
夏だけ涼しいエストニアにロングステイしに、こういった質素なサマーハウスを買って過ごしてみてもいいかもしれないね?!
自分で土地を買って建てるよりずっとお安く効率的だと思うしね!!!